寒中の御挨拶

間もなく、1月も終わろうとしています。

今年は、正月早々から天災、人災が相次ぎ、多難な年明けとなりました。

能登半島地震で被災した皆様には、心からお見舞い申し上げます。

昨年末には、多くの著名人が亡くなられたことを報道等で知らされました。

毎年繰り返される悲しい知らせです。

若いころ、一方的に憧れていた有名人や、敬するも特に交流があったわけでもない著名人達の、
訃報に接すると、その名の懐かしさと共に、多感かつ多情にして失敗を繰り返していた青春時代
の激しい波がしらが、遠く身の奥にこだまし、名状し難い悲しみに耽ることもあります。

移ろい行く時代の流れを、いつしか高みから眺める自分に気づくことがありますが、年令を重ねる、
とはこういうことなのでしょうか。

呼び戻して訂正することもできず、今より若い明日はないことを思えば、行く果てにあるこの世の末
の私達の幸せをつくづく祈らずにはいられません。

代表弁護士 山田 宰

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