法科大学院生が、エクスターシップで2週間の研修に取り組みました

9月6日から2週間、法科大学院生のOさんが、エクスターンシップ生として当事務所で研修に取り組みました。
研修を終えるにあたって、感想を書いてもらいました。

【法科大学院生 Oさん】
私は、民事・刑事共にこなせるような実務家になることを目指していたことから、幅広く事件を取り扱っている、「あ・うん法律事務所」で、2週間、勉強させていただきました。
今回のエクスターンでは、実際に準備書面や資料を読み、弁護士としての職務内容そのものを知り、他にも、訴訟上の戦略や、より説得的な説明方法など、日々机に向かっているだけではわからないようなことも、学ぶことができました。私がなかなか理解できないときには、気兼ねなく質問に答えていただき、知識が広く深くなった2週間でした。

また、実務では、紙面上の問題文とは違い、背景事情や、それぞれの人の思いが交錯しており、それを解決するということがいかに大変で責任重大かということを、実感しました。

コロナ禍にもかかわらず、一学生の私を受け入れてくださったことに感謝を申し上げるとともに、この経験を活かし、より一層実務に近い視点から、日々の勉強に取り組んでいきたいと思います。

改めて、2週間ありがとうございました。

当事務所では、例年法曹を目指す明治大学法科大学院のロースクール生に2週間のエクスターンシップ学習を経験してもらっている。
今年も9月6日から2週間、当事務所の日々の活動を体験してもらった。トラブル解決のための技術を学ぶのではなく、各案件に潜む問題の核心の糸口に近づく鋭い感性を養ってほしいと願っている。一方で若者の柔軟な思考や衒いのない素朴な疑問から、新鮮な活力が得られる楽しみもある。
ロースクール生O君は、その楽しみを僕にくれた。ありがとう。

弁護士 山田宰

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