法科大学院生が、エクスターンシップで2週間の研修に取り組みました。

9月2日から2週間、法科大学院生のIさんが、エクスターンシップ生として当事務所で研修に取り組みました。
研修を終えるにあたって、感想を書いてもらいました。

【法科大学院生 Iさん】

私は、当事務所のエクスターンシップを通じて、各種司法手続や事務所会議への同席、さらには裁判傍聴など、数多くの貴重な体験をさせて頂いたのみならず、理想の弁護士とは何かということも学ばせて頂きました。
エクスターン開始当初、私は、弁護士になった後に、具体的にどのような業務を行い、どの分野に取り組みたいのかが漠然としており、自分の弁護士像を描くことができていない状態でした。
しかし、労働事件のヒアリングや各種司法手続、裁判傍聴等の同席において、弁護活動や事実認定の方法など、弁護士として何を行うのかを間近に見させてもらったことで、自分が弁護士になった後、どのような弁護士業務を行うのかを具体的にイメージすることができるようになりました。
そして、私は、様々な手続の同席後、指導担当の弁護士先生に質問をしたり、自分なりの考えを伝えた後に先生から丁寧なフィードバックを受けたりするなどにより、事件ごとの背景事情や争点等の特色をより深く知り、実際の法律問題にどのように向き合うべきなのかを学ぶことができました。
さらに、指導担当弁護士先生をはじめとする先生方は、当事務所でのランチ会やお食事会など、手続への同席以外の時間帯でも、私に弁護士としてのキャリアの積み方をアドバイスしてくださったため、私は、自分が将来に弁護士として何に取り組みたいのかを発見するきっかけを作ることができました。
以上で述べた当事務所でのエクスターンシップの経験を活かして、私は、残りの法科大学院生活や司法修習で、法律の解釈適用のみならず、事実認定や証拠の評価方法、事件との向き合い方など、弁護士として実務に出たら何ができるのかを学んでいきたいと思います。
最後に、あ・うん法律事務所の皆様、未熟な私を最後まで温かい目で見守ってくださり、ありがとうございます。

 

当事務所で、9月2日から同月13日までの2週間、恒例の明治大学ロースクール生のエクスターンシップの実習を行いました。
複雑な社会情勢がますます混迷をきたし、難問増加の時代になっています。そうした中で、進行中の様々な案件に直に接することで、解決を模索することの大切さを身につけて、当事務所のモットーである「知恵と勇気と思いやり」の重要性を体得してくれることを祈ります。

弁護士 山田宰

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